GALLERY ART POINT 商標使用に関する裁判の経過について

現在弊社が所持している商標GALLERY ART POINT の裁判の経過(一審、二審の結果)についてお伝えします。

令和4年6月30日 東京地方高等裁判所より「ギャラリーアートポイント」の商標使用に関する裁判について判決が出されました。
弊社が主張してきた内容の多くが認められましたが、認識の違いもあり引き続き上告しております。
今回の控訴審判決では、双方が共同で賃貸借を行い、交代で展示を行っていることを根拠に、相互に業務妨害を行わない義務を負うとされています。そのため、双方が業務妨害を行ってはならないとされております。
ギャラリーアートポイントの名称については渡部清子と吉村義彦の双方が使用していいという判決が第2審で出されました。また弊社が主張してきた多くが認められました。
なお上記のように相互に業務を妨害しない義務があるとされた中で、遺憾ながら吉村義彦氏がHP上に裁判内容を含めた掲載を行ったことから、当方でも誤解を防ぐためにこのような掲載をすることとしました。

※注(現在の藤和銀座1丁目ビル6階は弊社と吉村氏の共同名義によるもので、双方が賃借人であり、賃料については同額を折半しています。会期についても隔週開催となっております)

●概要                             

1, 当該ギャラリーの商標権を弊社代表、渡部清子が引き続き保有しています。
2, 名称変更は判決によるものではなく、顧客への明確化や混乱防止のために行ったものです。
3, 吉村氏のギャラリーアートポイントのロゴマークに関する権利は、アートポイントの創業者である岡田氏より吉村氏の母が引き継ぎ自身が継承したものではありません。

1, 当該ギャラリーの商標権を弊社代表、渡部清子が引き続き保有しています。

控訴審判決では美術品を取り扱う「ギャラリーアートポイント」の商標(絵画作品を展示、販売できる商標第35類と第41類)については渡部清子(阿部清子)が取得することは否定されていません。
弊社の商標権に基づく吉村義彦氏への差止請求は権利濫用で認められていませんが、吉村義彦氏が請求した当方に対しての差止請求についても権利濫用として認められませんでした。これは上記の相互に業務妨害をしないという義務があるということによるものです。
一方、その3にも記載しておりますが、「ギャラリーアートポイント」ロゴマークについて、吉村氏自身が制作したことや岡田氏から事業譲渡を受けたことに関しては、吉村氏が主張したにも関わらず認定されませんでした。
「ギャラリーアートポイント」の商標は弊社代表、渡部清子が有していることは否定されていません。

(商標登録第6086526号 / 商標登録第6185672号)
この点は特許庁の関連サイトである特許情報プラットフォーム
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/で検索することでご確認いただけます。

2, 名称変更は判決によるものではなく、顧客への明確化混乱防止のために行ったものです。

現在吉村義彦が運営するギャラリーアートポイント のHPのお知らせには、自身が勝訴し『渡部清子氏は判決を受け、画廊名を渡部清子氏はこの判決を受け、画廊名を「GALLERY ART POINT」から「GALLERY AND LINKS 81」に変えたようです』と記載されておりますが、この記載については事実と異なります。
弊社は弊社の顧客に対する吉村氏の妨害及び嫌がらせ行為を避けるとともに、また、銀座2丁目に店舗を増やし事業拡大をしたため、吉村氏の経営する画廊とは別事業ということをわかりやすくするため、ギャラリー名を社名「GALLERY AND LINKS 81」に変更して運営しております。

吉村氏は弊社で展示を予定していた一部の作家に対し以下の妨害をしたとの報告を受けております。
●一部の作家のことを追いかけ手紙やメールなどを送りつける。
●当方が営業をできなくなるから展示をやたほうがいいなどといって展示をやめさせようとする。
●弊社のFacebookページを炎上させたいからと、弊社の誹謗中傷を投稿するよう嗾(けしか)ける。
●作家を集め集団訴訟を行うと作家に伝え弊社の展示をキャンセルさせる。

なお、前述の記載の通り、控訴審判決では、双方が共同で賃貸借を行い、交代で展示を行っていることを根拠に、相互に業務妨害を行わない義務を負うとされています。

吉村義彦氏のHPへの文書掲載行為は、上記義務との関係で法的な問題があると考えています。

また、HP上の記載について、義彦氏の当方への損害賠償が認められているものの、同時に、義彦氏が、当方の顧客を含む不特定多数に訴訟の内容を流布したこと、その中には、当方が営業ができなくなるとの内容を含んでいたことも認定されております。裁判でも義彦氏は弊社の営業自体の差止は求めておりません。

3,吉村氏のギャラリーアートポイントのロゴマークに関する権利は、アートポイントの創業者である岡田氏より吉村氏の母がその経 営を引き継ぎ、自身が継承したものではありません

控訴審判決では吉村氏自身のHPやその他広告媒体で主張する、アートポイントの創業者である岡田宣春氏から自身の母が画廊の事業を引き継いだ際にこのロゴマークに関する権利も引き継いだとする主張について、吉村氏が主張していたにもかかわらず、認められませんでした。

《下記判決文引用》
被告吉村義彦が主張する「仮に本件ロゴマークの著作者が岡田であるとしても、1審被告義彦の亡母美恵子は、岡田から、本件画廊の経営権及びこれに付随する本件ロゴマークに係る著作権の譲渡を受け、さらに、1審被告義彦は、泣き美恵子から本件画廊の経営を引き継いだ際に、上記ロゴマークの著作権も引き継いだ」という点について「仮に岡田が本件ロゴマークに係る著作権を有していたとしても、岡田から亡美恵子に上記著作権の譲渡があったことを認めるに足りる証拠はない」と否定されました。

また、吉村義彦氏が弊社渡部清子の商標権を差し止め請求する理由もなく、吉村義彦氏が主張していた弊社渡部清子氏への反訴請求も棄却されました。

上記、現在の状況となります。

詳細判決内容について知りたい方は、裁判所判例検索をご覧ください

弊社に関し誹謗中傷及び、脅迫などを受けた場合にはご相談いただければと思います。

吉村氏のGALLERYARTPOINTと渡部清子が運営してきたGALLERYARTPOINTは経営母体が違います。
この度渡部清子が事業拡大にあたり新しくオープンしたGALLERY AND LINKS 81も吉村氏とは一切関係がございません。
法律の観点からも弊社は正しく自身の商標及び賃借権を持って運営しております。
根拠のない事を流布することは名誉棄損や業務妨害等にあたるおそれがありますのでご注意ください。
弊社に関し誹謗中傷及び、脅迫などを受けた場合にはご相談いただければと思います。
私は法的にも正しく運営し新たな世代に繋げるため、人と人とのつながりを大切にしながら、お客様に誠実に誠心誠意を込めて運営していきます。

FAQ

よくあるご質問

皆さまより多数お問合せをいただいております。よくあるお問合せについて,次のとおり回答いたしますので,ご確認ください。

Q.GALLERY ART POINTの代表取締役は変わったのですか?
A.違います。
すでにご案内のとおり,現在弊社は事業拡大にあたり、銀座一丁目会場の他に銀座二丁目に新しくギャラリーをオープンして現在は2店舗で経営しております。お客様の混乱を避けるため、ギャラリー名を改名しております。
銀座一丁目会場(藤和銀座一丁目ビル6階)については当初からビルオーナーと渡部清子は賃貸借契約をし会場を運営しております。
過去渡部清子が運営していたGALLERY ART POINTも現在改名したGALLERY AND LINKS81も渡部清子が運営する画廊です。
今まで渡部清子にご予約いただきました藤和銀座一丁目ビル6階での展示は引き続き行いますのでご安心ください。

Q.現在、義彦氏主催の展示会について、開催が保障されるのかどうか?
A. 吉村氏が主催する展示会について,運営主体が異なりますので別会社の開催を弊社が保障することはできません。男性経営者の吉村氏と弊社は、経営母体が違いますので保障はできません。
会場(藤和銀座一丁目ビル6階)のみ、賃貸借契約を共同で契約しており現在、吉村氏と1週間交代で会場を使用しております。
銀座二丁目会場については渡部清子が単独で契約している弊社の会場となります。

Q.もし吉村氏の主催する展示会の開催が叶わなかった場合,既に支払い済みの予約金その他の金員については、返金されるのか?
A.男性経営者の吉村氏の主催する展示会の返金等の対応は,吉村氏の会社の問題ですので,当方として申し上げることはできません。男性経営者の吉村氏へお問合せ下さい。当方が吉村氏の主催する展示会に関し,申込みをされた作家様に対し返金その他の補償をすることはできません。

Q.「重要なお知らせ」を出した経緯について

A.当方としては,「GALLERY ART POINT」に関する紛争につきましては,混乱を避け,作家様やお客様方にできる限りご迷惑をかけないようにするため,裁判により抜本的に解決すべく準備を進め,作家様・お客様に対しては最小限のアナウンスにとどめてまいりました。しかしながら,今般,吉村義彦氏により,「GALLERY ART POINT」の裁判や渡部清子が運営する画廊に関する、虚偽の説明や誹謗中傷を含むメッセージが広く流布されていることが判明いたしました。
これにより,すでに私にお申込みをいただいている作家様らよりお問合せを多数頂戴しており,個別の対応に追われております。さらに,ご連絡をいただいていない作家様らも,義彦氏のメッセージを受け,ご不安に思われている方が多数いらっしゃると予想されます。このような状態を裁判の決着までの間,このまま放置し,沈黙すれば,吉村氏の一方的な虚偽や誹謗中傷を含む説明のみがますます流布され,当方の名誉・信用が著しく毀損されるばかりか,何より,作家様らに大変なご不安・ご心配をおかけしたままになってしまいます。
そこで,やむを得ず,この際,当方より状況を広くお知らせすることとした次第です。
当方としても,苦渋の決断であることをご理解いただけましたら幸いです。

商標について

GALLERY ART POINTの名称等は登録商標です。

商標登録第6086526
号  / 商標登録第6185672号

当WEBサイト http://artpoint.jp/ 内で使用される商号、商標、標章、ロゴマークなどに関する権利は、商標法、不正競争防止法、商法及びその他の法律で保護されています。これら各々を権利者の許諾を得ることなく無断で使用などすることはできません。

商標とは
商標とは、事業者が、自己(自社)の取り扱う商品・サービスを他人(他社)のものと区別するために使用するマーク(識別標識)です。
私たちは、商品を購入したりサービスを利用したりするとき、企業のマークや商品・サービスのネーミングである「商標」を一つの目印として選んでいます。そして、事業者が営業努力によって商品やサービスに対する消費者の信用を積み重ねることにより、商標に「信頼がおける」「安心して買える」といったブランドイメージがついていきます。商標は、「もの言わぬセールスマン」と表現されることもあり、商品やサービスの顔として重要な役割を担っています。
このような、商品やサービスに付ける「マーク」や「ネーミング」を財産として守るのが「商標権」という知的財産権です。

引用:経済産業省 特許庁 商標制度の概要
https://www.jpo.go.jp/seido/s_shouhyou/chizai08.htm。

特許庁より

特許庁より(異議2018-900363について)

現在、GALLERY ART POINT の運営に関する虚偽の説明や誹謗するメッセージが広く流布されていることが判明いたしましたが、義彦氏 が関係者各位へに記載した異議申立(2018-900363)について,特許庁より弊画廊の商標(商標登録第6086526
号)は維持する事が決定しております。
(義彦氏の異議の申立が否定されました)

本件商標の登録は,商標法第4条第1項第7号,同項第15号及び同項第19号いずれにも違反されたものとはいえず,他に同第43条の2各号に該当するというべき事情も見出せないから,同法第43条の3第4項の規定により,維持すべきである。よって,結論のとおり決定する。
令和1年 6月7日 (発送番号011603より抜粋)

義彦氏が取得した(商標登録番号 6102580) の第43類は大雑把には、レストラン、ホテルに関するカテゴリーであり商業的なビジネスに関する サービスが対象となる。芸術・文化のカテゴリーの第41類とはその意味で異なる為、絵画作品を取り扱う商標ではありません。

GALLERY ART POINTの名称等は登録商標です。

GALLERY ART POINTの名称等を使い絵画作品を展示、販売できるのは商標第35類と第41類を取得している(商標登録第6086526号 / 商標登録第6185672号)のみとなり、商標登録者である渡部(阿部)清子の許可なしに使用された場合、商標権侵害となる可能性がございますのでご注意ください。
取得した商標について。

商標登録第6086526号 登録日 平成30年10月5日

権利者 阿部 清子

第35類
広告物の制作,広告用及び販売促進用の広告文の作成,広告,画廊による美術品の小売の業務において行われる顧客に対する便益の提供
第41類
絵画及び美術品の展示,絵画及び美術品の貸与

この商標につきましては美術品取扱全般に及びます。
GALLERY ART POINT 及び ギャラリーアートポイントの名前を使用し絵画及び美術品の取扱ができるのは第35類、第41類のみとなります。

商標登録第6185672号 登録日 令和1年10月4日

権利者 阿部 清子

第41類

絵画,写真,書道に関する知識の教授,技芸,スポーツ又は知識の教授,絵画,写真,書道に関するセミナーの企画・運営又は開催,セミナーの企画・運営又は開催,撮影会・フォトコンテスト・イベント・パーティの企画・運営又は開催,電子出版物の提供,図書の貸与
絵画及び美術品の展示及びこれらに関する情報の提供
書籍の制作,電子書籍,電子写真アルバムの制作,絵画・写真・美術品の展示施設の提供
絵画・写真・美術品の展示施設の提供に関する情報の提供
映画・演芸・演劇・音楽又は教育研修のための施設の提供,書画の貸与
絵画及び美術品の貸与
写真撮影,ビデオの撮影,音響用又は映像用のスタジオ提供,運動施設の提供
娯楽施設の提供,映画・演芸・演劇又は音楽の演奏の興行の企画又は運営,映画の上映・制作又は配給,演芸の上映,演劇の演出又は上演,音楽の演奏.オンラインによる映像・映画・動画・映像・音楽・文字情報の提供及びこれらに関する情報の提供,
デジタルビデオ・オーディオ及びマルチメディアによる記録媒体の制作,放送番組の制作,放送番組の制作における演出,教育・文化・娯楽・スポーツ用ビデオの制作(映画・放送番組・広告用のものを除く)
美術品に関する録音済みビデオディスク及びビデオテープの貸与,録音済み磁気テープの貸与,ネガフィルムの貸与,ポジフィルムの貸与,興行場の座席の手配,興行におけるチケットの手配,通訳,翻訳[以上余白]