EXHIBITION

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谷口　順子　Junko Taniguchi

博報堂に6年半勤務。
その後夫の転勤に伴い、ドイツのデュッセルドルフで7年間過ごす。その間、ヨーロッパの多くの美術館や博物館を見て回る。

帰国後、早稲田大学オープンカレッジに入学し、
2014年から、阿部久代先生の『カリグラフィー講座』を受講。

2023年9月、初めての個展開催（Galley‐and‐Links81）

2024年5月、『Cycle―循環する美しさ』というテーマのグループ展に出品（Galley‐and‐Links81）

早稲田のオープンカレッジで受講している『カリグラフィー』のいろいろな書体の文字で、カードなどの作品を作っていたが、コロナ禍で大学が休校になり時間ができたため、何か新しい作品ができないかと模索。

大好きな越前和紙シリーズの素材（便箋・一筆箋・封筒・ハガキetc.）とカリグラフィーのいろいろな書体の文字を組み合わせて、季節感が出るような大きめの作品を作製してみた。

以来、新しい越前和紙の素材を見つけると、その和紙の柄のイメージで、まず日本語のタイトルを考え、それをドイツ語に訳して用紙に清書。
そして越前和紙の素材を切り抜き、文字の回りに重ねて貼っていき、季節を意識しながら作品を完成させている。

6年間過ごしたドイツの街並みを思い出しながら、あえてタイトルはドイツ語で書いている。