EXHIBITION

EXHIBITION DETAIL
開催期間:2023/7/11(Tue)〜7/15(Sat) 12:30-20:00*
*7/15(Sat) 12:30-17:00まで
会場:本部 GALLERY AND LINKS 81 ⇨Google map
展示動画をご覧いただけます。
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ARTIST PROFILE

福岡生まれ。岐阜県在住。
岐阜を拠点とし、東京・名古屋・福岡を中心に活動。

家族が私に与えた影響は、生活という枠を越えて絵画に浸透してきた。
子育てが進む中、実際に描く時間よりも圧倒的に妻や娘と過ごす時が多くなっていく実感が、最終的にそれが私という人間を形成し身体性となりキャンバスに定着していく。
父は私が学生の頃に他界し母は猫と二人暮らし。実家はさまざまな理由で手放すことになった。

家族の定義は、文化の違いや個人的解釈に基づいてさまざまな考え方ができる。身の回りに存在する大切な人が必ずしも家族という訳でもなく、関わりたくないと思っている人が家族であるという認識を持っている人もいるが、人生の最後は家族へ着地していく。

制作は、妻の撮ってくれた家族写真と娘の描いた絵を手掛かりにデジタルドローイング、アナログペインティングへと進んでいく。家族と写真の関係性は矛盾の中で無理やり固着された油とアクリルのように、作られた笑顔と心からの笑顔が混在したものが、まるでさも当然かのように人々の中に刷り込まれている。油とアクリル・湿りと掠れ・面と線、あらゆる対が家族の関係を成立させ、それはキャンバスに向き合うという行為そのものが家族と向き合うことと重なっていく。

私にとってのアートは家族に内包されたものであり、その支持体は家族に侵食されている。目の前の景色のほとんどが家族とともにあるのであれば、画家はただの個というものから解き放たれ、それはカタルシスとなり身近な存在をキャンバスに巻き込んでいくのかもしれない。
そして私の身体性は、家族がアートに干渉していくことで繰り返し熱を帯びていく。

【展示】

2008年 グループ展 「99人展」 ギャラリー矢田 愛知・名古屋
2009年 グループ展 「KMKM」 ぎゃるりー草笛 愛知・名古屋
2010年 三人展 「はしご展」 名古屋市政資料館 愛知・名古屋
2011年 二人展 「楠拓也・権藤駿」 ぎゃるりー草笛 愛知・名古屋
2014年 国東半島芸術祭にStudio Kura として作品発表 大分・国東
2016年 「躍動する現代作家展」 福岡アジア美術館 福岡・博多
2022年 「ACTアート大賞展」 アートコンプレックスセンター 新宿
2022年「国際芸術コンペティション アートオリンピア2022」 起雲閣 静岡・熱海
2022年「第18回世界絵画大賞展」 東京都美術館 上野
2022年「Idemitsu Art Award 2022」 国立新美術館 六本木
2023年 「第19回世界絵画大賞展」東京都美術館 上野

【受賞】

2022年 第18回世界絵画大賞展 入選
2022年 国際芸術コンペアートオリンピア2022 中部甲信越北陸地区特別賞
2022年 Idemitsu Art Award 2022(旧シェル美術賞) 入選
2023年 第19回世界絵画大賞展 入選

GALLERY AND LINKS 81 ギャラリーアンドリンクス エイティーワン では、現代美術の絵画や立体作品、インスタレーションなどの展示をメインとして貸画廊、企画画廊として開廊しました。
今後も広く現代作家の紹介に努めるとともに若手作家から著名な作家まで、個展グループ展での参加者を募集しております。
インスタレーションや立体作品を展示する場合は、展示台も貸し出しております。
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For further info on exhibition display and content, please refer to this link.
GALLERY AND LINKS 81
代表:渡部  清子