GROUP EXHIBITION
EXHIBITION DETAIL
開催期間:2021/6/7(Mon)〜6/12(Sat) 12:30-20:00*
*6/12(Sat) 12:30-17:00まで
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Emotion 2021
本展覧会のタイトルである “Emotion=感性 “ アート(芸術)の定義は「特殊な素材・手段・形式により、技巧を駆使して美を創造・表現しようとする活動、およびその作品」、というようにアートはより多くの感性 . 感情と、より少ない考えから成り立っ ているようにみえます。 アートの一番の目的は表現することアーティストの感情や感覚を表すことです。
本展覧会は “Emotion” – 感性 – は作家各人が描くその豊穣なる創造世界を展観します。 想像性、感情豊かな実力派アーティストの作品を提示することで、人々の無限ともいえる想像、創造力 を喚起できればと考えています。
本展では、アート・ポイント選抜による作家 19名の多種多様な表現の作品により、現在の時代性と美術表現を展観し、次世代の方向性と可能性を探りたいと思います。
The title “Emotion = Sensitivity” is defined as ‘the special materials, ways, forms, and skills used to pursue beauty in the creation or expression of art, or those works.’ In this way, art is seen as being created mainly with emotion and sensitivity, rather than thought. The main objective of art is to express the artist’s thoughts or emotions.
In “Emotion – 感性” we present the rich world of creativity as illustrated by our artists. In exhibiting the artwork of these sensitive visionaries, we hope to evoke a sense of the imagination and creative power of humanity.
In this exhibition, GALLERY ART POINT displays the diverse work of 19 artists to reflect the current state of contemporary art, while anticipating the direction and possibilities of the next wave of artists. We also hope to inspire the connection between artists with their audience, and with each other.
展示風景
作品紹介動画
尾川 和 1:48-1:59
坂井 祐子 2:00-2:10
Marie Madeleine 2:11-2:25
吉澤 葵 2:26-2:37
銀ソーダ 2:38-2:49
坂牛 幹雄 2:50-3:00
小林 哲郎 3:01-3:13
秋山 久美子 3:14-3:28
sakiko toyama 3:29-3:39
緑 風 3:40-3:52
上野 建三 3:53-4:04
石原 敏雄 4:05-4:18
yoshiko.m 4:19-4:32
LINTAO 4:33-4:41
倉崎 セツ子 4:42-4:57
横浜のKo-chan 4:58-5:09
吉田 実穂 5:10-5:20
荒木 恵美子 5:21-5:30
作家による作品紹介動画
荒木 恵美子 0:01-1:45
横浜のKo-chan 1:46-4:13
Marie Madeleine 4:14-5:59
吉澤 葵 6:00-7:29
コエダ小林 7:34-11:43
yoshiko.m 11:44-14:09
坂牛 幹雄 14:10-16:11
小林 哲郎 16:12-18:55
石原 敏雄 18:56-21:46
銀ソーダ 21:47-23:41
坂井 祐子 23:42-25:43
LINTAO 25:44-27:14
ARTIST PROFILE
秋山 久美子 / 荒木 恵美子 / 石原 敏雄 / 上野 建三
尾川 和 / コエダ小林/ 銀ソーダ / 倉崎 セツ子 / 小林 哲郎 / 坂井 祐子
坂牛 幹雄 / sakiko toyama / Marie Madeleine / yoshiko.m
吉澤 葵 / 吉田 実穂 / 緑 風 / 横浜のKo-chan / LINTAO
秋山 久美子 Kumiko Akiyama
青という色に医療の可能性を託して、「青い祈り」をお届けいたします。
荒木 恵美子 Emiko Araki
千葉県習志野市美術会会員
2007年 奨励賞 受賞
2010年 美術会員賞 受賞
2014年 佳作賞 受賞
_ キャンパス青山賞 受賞
千葉県美術展 入選
空間芸術TORAN
現代作家展2018 現代作家賞 受賞
GALLERY ART POINT
Emotion 2019 出展
創作表現者展 友田いさお賞 受賞
ドラードギャラリー
創作表現者展 山本冬彦賞 受賞
銀座ギャラリー暁個展開催
亡き 友田いさお先生
吉岡正人先生両氏の 画塾生
石原 敏雄 Toshio Ishihara
眼球を通して実際に見える視覚的な「色」だけではなくて、もっと内面で感じる感覚的な「色」。
そういう事からも、白と黒の世界は自由な発想が出来て、「色」の固定観念にとらわれない事が重要なのです。自分の感じた光やリアリズムを絵の中に表現し、そのものの空気感、動き、雰囲気を捉えて描く事が出来ればと思っています。切り絵には、切る技を魅せる事が出来ます。
樹々のゆらぎや建物の装飾の細部まで表現致しました。
尾川 和 Kazu Ogawa
コエダ小林 koeda kobayashi
痛みを忘れるため、考えることもしなくなったそれは思い出す。
Chan の友は元気にしているか。
父は、母は、兄弟は今、何をしているのだろうか。
見知らぬ土地で、来る日も来る日も思い浮かぶのは故郷の風景と共に旅をした友の姿。保護被膜として腐食から身を守る役割を成す緑青は本人の意思である防衛本能を表し、放出する念を持つ。
腐食の進行によって発生する赤錆は社会や人間関係、生活環境における厄難を表す。
作者の手により、自然界において共存することのない双方を1つの枠に収める。そこには生育・変化する金属の必然性、人間の欲求・葛藤を絢い交ぜさせることで魅入る美の価値を創出する。これを元素として認識した場合、それは物質として安定しており物質における悟りを意味するのではないか。
錆びること、老いることで積み重なっていく微細な出来事の確かな重なりを1500年の時を経て体感する。
倉崎 セツ子 Kurasaki Setsuko
暫しの憩いを楽しんで明日への活力を蓄えて頂いたらとても嬉しいです。
小林 哲郎 Tetsuro KOBAYASHI
紙それぞれに固有の時間があり、その時間が重なり、新たな時間を表していきます。
壊れる手前で均衡を探り、次の動きに向かう力が絵の構造だと思います。
表現するイメージと紙という物質との相克で絵は生まれていきます。あくまで平面であることから逃げずに空間を探していきたい。
坂井 祐子 Yuko Sakai
雲はまるで、空中に躍動する巨大な「風神・雷神」のように、
神々しく力強く、そして繊細…常に私を魅了してやみません。
sakiko toyama
花屋の花は歌い気高く清らか
街はキラキラとして怖くてそれでいて大らかで、、、
個展のためにパリのアパートに滞在し
パリの街に圧倒され刺激を受けた貴い日々
あの想いはもう一度叶うのでしょうか
蚤の市で一目惚れしたアンティークの額に入れ
これで完成です
Marie Madeleine
月と水
5と言う数字が私の今のテーマ
五大元素のひとつである水と火
月と水の記憶をたどる旅をして
水を通して拡がる記憶を
水が産まれる湧水群からの
大地の恵みの素材を使い乗せていきました
yoshiko.m
誇らしげに咲く。
「野田ふじ」は、豊かな房が特徴で、大阪市福島区の花に制定されました。
この「野田ふじ」は、今から約600年前(南北朝時代)からその美しさで知られ、江戸時代には「吉野の桜」「高雄の紅葉」とともに三大名所と言われ、
高貴な色と香りを漂わせ
情緒ある趣に近くに住む
私達に日本人で良かったと
毎年4月に実感させて貰える
ふじの祭りです。
そんな花姿を描きました。
吉澤 葵 Yoshizawa Aoi
人が過ごしている場所、人が使っているものには人の息吹を感じます。
いつも身近にあって、普段は気づかない何気ないものを改めて見ると、
自分の生活を振り返ることができ、自分の過ごしてきたときを感じとることが
できるのではないでしょうか。
私はその痕跡を描いていきたいと思っています。
私の作品をご覧になった方達が、自分の生活の中にある何気ないもの・ときに気づいていただけたら、幸いです。
吉田 実穂 Miho Yohida
油絵の具を水彩のように薄く塗っており、
緑 風 Ryokufu
人生の甘いも酸いも嚙み分けた老女の顔には、喜びや哀しみなどの感情がその深い皺に刻まれています。
私はそのような老女を大変美しいと感じます。
年を重ねると出来る皺を描くことによって、その老いた女性の感情を描き出そうとしています。
人生を終えるとき、人は自分の生涯を振り返ってどういう感情を持つのかということに関心があり、その感情を表すことが私のライフワークです。
横浜のKo-chan Hama no co-chan
画材は‟水彩絵具”を使用しました。有楽町の帝国ホテルの建て替えが決まったようですが、初代の趣きある玄関風景に
魅かれて制作しました。
時代は1940年前後の想定で、車は当時の「トヨダAA型」です。
ドアマンはネットで制服の画像が見つからず、帝国ホテル広報課のお手を煩わせる
こととなりました。
<問い合わせ>
E-mali : artlinks★artpoint.jp又は、お問い合わせフォームからお問い合わせください。
「★を@に変えて送信してください」
For further info on exhibition display and content, please refer to this link
GALLERY ART POINT ギャラリーアートポイント では、現代美術の絵画や立体作品、インスタレーションなどの展示をメインとして貸画廊、企画画廊として1969年に開廊しました。
今後も広く現代作家の紹介に努めるとともに若手作家から著名な作家まで、個展グループ展での参加者を募集しております。
インスタレーションや立体作品を展示する場合は、展示台も貸し出しております。
開催内容、出展についてのお問い合わせはこちらからお願い致します。
担当:渡部 清子