EXHIBITION
EXHIBITION DETAIL
開催期間:2023/9/12(Tue)〜16(Sat) 12:00-18:00*
*9/16(Sat) 12:00-16:00まで
会場:本部 GALLERY AND LINKS 81 ⇨Google map
開催期間:2023/9/12(Tue)〜16(Sat) 12:00-18:00*
*9/16(Sat) 12:00-16:00まで
会場:本部 GALLERY AND LINKS 81 ⇨Google map
ARTIST PROFILE
<Profile>
1955年 山梨県甲府市出身 同 笛吹市在住
私は大学を卒業するにあたり、一度きりの人生を、郷土の山梨県民に奉仕すること、その後の人生をアートにより社会に貢献することの二つの目的のために生きることを決意しました。これが私の一回生を生きる選択でした。1980年4月
一つ目の社会貢献目標のため、1980年に山梨県庁入庁、35年間を県民のために奉仕する公務員として生き、2016年3月退職しました。
(公務員の兼業禁止により、画業には就かず、公務に専心しました。)
2016年4月 (2016年3月山梨県庁満期退職)
人生の二つ目の社会貢献目標として決めていた画業を開始しました。
画歴
フランス パリ Le Salon(ル・サロン) 2017年展 入選
同上 2018年展 優秀賞受賞
同上 2019 年展 入選
同上 2020年展 入選
フランスSalon DAUYOMNE (サロン・ドトーヌ) 2019年 入選
雪舟国際美術協会特別展「和響展」 2017年展 和響賞受賞
台日芸術博覧会2018 Art City Taichung 2018年 光華奨受賞
欧美国際公募ベルギー・オランダ美術賞展 2015年展 推薦出展
欧美国際公募フィンランド美術賞展 2019年展 推薦出展
欧美日本・フランス現代美術世界展 2019年展 推薦出展
欧美パリ国際サロン 2020年展 推薦出展
以後、新型コロナにより、やむなく海外のコンクール出展を停止
全日本芸術公募展 2022 年展3作品入選
その他
個展は、今回(2023 年 9 月 12 日)が初めてです。 したがいまして、私をご存じの方はほとんどいらっしゃらないと存じます。今回、私は、初めての個展の機会を与えていただきました。 どうぞ、よろしくお願いいたします。
詳細画歴
私は、美術好きの母のおかげで、小学2年より画塾で絵の基礎を学びまし た。中学 1 年より、ド・ラングレ著の「油彩画の技術」により、14世紀北 方ルネサンスのファン・アイクのフランドル第一の油彩画法から、レンブラ ント、フェルメールに至るフランドル(オランダ)第二の画法を独学で会得し ました。
私はまた、ラファエロの晩年期に生まれ、カラバッジョにより完成されたバロック絵画に衝撃をうけました。同じくバロックに属する、前述しましたオランダ黄金期の画家レンブラント、フェルメールに傾倒し、また、印象派最後の画家シスレー、後期印象派のゴッホからも多くの学びが得られました。
私が最も影響を受けた画家は、ロシア移動展派のレビタンとレーピンでした。作品の実物を前にしたとき、印象派からの影響もみられる前者の情感のあまりの深さ、素晴らしい技術力に、また、後者の圧倒的なパトスの圧力、卓越した描写力に心を打たれました。
尊敬する宮崎駿監督が、レビタンのファンだと伺った時、宮崎アニメの根底に流れる、言われぬ叙情性の根源を垣間見た気がしました。
私は、いわゆる写実派の画家ですが、強い影響を受けたのは、バロックに属するジョルジュ・ド・ラ・トゥールと近代アメリカの画家アンドリュー・ワイエスです。
ラ・トゥールいう名の画家は、複数名おりますが、フランスの国王付画家であり、「夜の画家」と言われたラ・トゥールです。暗い夜の室内に、ろうそくの灯に浮かび上がる人物を完璧な写実で、かつその内面をも描き尽くしています。そもそも、ろうそくの灯の明るさの中で絵画を描くことは不可能です。
現在の、ISO 感度を6400以上に設定可能なカメラなど無い時代に、心 の中にある記憶・心象・表象を極めて自然に眼前に再現し、優れた写実的作 品として生み出した才能に驚嘆させられます。
このような描写が可能な画家は、ラ・トゥール以外に、後にも先にも現れることはないでしょう。
このような卓越した画家である彼もまた、フェルメールと同様、長い間、美術史の中から忘れられた画家であったのです。アンドリュー・ワイエスは、近現代を代表するアメリカの画家です。アメ リカのフロンティアとは、開拓時代に手つかずの自然と文明化された地の境 界を意味する言葉です。彼は、20 世紀に残る現在のフロンティアを見つめ続け、描き出した画家であると思います。
彼の父親は、水彩画の優れた挿絵画家でしたが、早すぎたその父の死をきっかけに、ワイエスは水彩画家から、テンペラ画家へと転身しました。
細筆のひと塗りひと塗りの重ね合わせで描くテンペラ画は、時間のかかる技法でしたが、筆あとを残しながら描くこの画法は、独特のタッチを持つ細密画に打ってつけでした。自身では写実主義を否定していましたが、完成した作品は、深い情緒を宿した、懐かしささえ感じられる現代のアメリカンフロンティアを描いた写実作品そのものでした。
私は、実に多くの優れた画家たちに、作品とその生涯を通して、技法のみならず、多くの様々なことを学ぶことができた幸せな人間であると、ただただ感謝するのみです。
公務員時代は、兼業が法的に禁止されておりますので、日曜、祝日が唯一の絵の修練の機会でした。
公務員を卒業して、自由に絵が描ける今の毎日は、本当にありがたいの一言です。私は、毎日感謝しつつ、絵を描かせていただいております。
今後も是非、皆様から愛される、私にとっての純粋で美しい絵を一枚でも多く描かせていただき、一人でも多くの皆様に喜んでいただけますよう努力してまいりたいと存じます。
私は大学を卒業するにあたり、一度きりの人生を、郷土の山梨県民に奉仕すること、その後の人生をアートにより社会に貢献することの二つの目的のために生きることを決意しました。これが私の一回生を生きる選択でした。1980年4月
一つ目の社会貢献目標のため、1980年に山梨県庁入庁、35年間を県民のために奉仕する公務員として生き、2016年3月退職しました。
(公務員の兼業禁止により、画業には就かず、公務に専心しました。)
2016年4月 (2016年3月山梨県庁満期退職)
人生の二つ目の社会貢献目標として決めていた画業を開始しました。
画歴
フランス パリ Le Salon(ル・サロン) 2017年展 入選
同上 2018年展 優秀賞受賞
同上 2019 年展 入選
同上 2020年展 入選
フランスSalon DAUYOMNE (サロン・ドトーヌ) 2019年 入選
雪舟国際美術協会特別展「和響展」 2017年展 和響賞受賞
台日芸術博覧会2018 Art City Taichung 2018年 光華奨受賞
欧美国際公募ベルギー・オランダ美術賞展 2015年展 推薦出展
欧美国際公募フィンランド美術賞展 2019年展 推薦出展
欧美日本・フランス現代美術世界展 2019年展 推薦出展
欧美パリ国際サロン 2020年展 推薦出展
以後、新型コロナにより、やむなく海外のコンクール出展を停止
全日本芸術公募展 2022 年展3作品入選
その他
個展は、今回(2023 年 9 月 12 日)が初めてです。 したがいまして、私をご存じの方はほとんどいらっしゃらないと存じます。今回、私は、初めての個展の機会を与えていただきました。 どうぞ、よろしくお願いいたします。
詳細画歴
私は、美術好きの母のおかげで、小学2年より画塾で絵の基礎を学びまし た。中学 1 年より、ド・ラングレ著の「油彩画の技術」により、14世紀北 方ルネサンスのファン・アイクのフランドル第一の油彩画法から、レンブラ ント、フェルメールに至るフランドル(オランダ)第二の画法を独学で会得し ました。
私はまた、ラファエロの晩年期に生まれ、カラバッジョにより完成されたバロック絵画に衝撃をうけました。同じくバロックに属する、前述しましたオランダ黄金期の画家レンブラント、フェルメールに傾倒し、また、印象派最後の画家シスレー、後期印象派のゴッホからも多くの学びが得られました。
私が最も影響を受けた画家は、ロシア移動展派のレビタンとレーピンでした。作品の実物を前にしたとき、印象派からの影響もみられる前者の情感のあまりの深さ、素晴らしい技術力に、また、後者の圧倒的なパトスの圧力、卓越した描写力に心を打たれました。
尊敬する宮崎駿監督が、レビタンのファンだと伺った時、宮崎アニメの根底に流れる、言われぬ叙情性の根源を垣間見た気がしました。
私は、いわゆる写実派の画家ですが、強い影響を受けたのは、バロックに属するジョルジュ・ド・ラ・トゥールと近代アメリカの画家アンドリュー・ワイエスです。
ラ・トゥールいう名の画家は、複数名おりますが、フランスの国王付画家であり、「夜の画家」と言われたラ・トゥールです。暗い夜の室内に、ろうそくの灯に浮かび上がる人物を完璧な写実で、かつその内面をも描き尽くしています。そもそも、ろうそくの灯の明るさの中で絵画を描くことは不可能です。
現在の、ISO 感度を6400以上に設定可能なカメラなど無い時代に、心 の中にある記憶・心象・表象を極めて自然に眼前に再現し、優れた写実的作 品として生み出した才能に驚嘆させられます。
このような描写が可能な画家は、ラ・トゥール以外に、後にも先にも現れることはないでしょう。
このような卓越した画家である彼もまた、フェルメールと同様、長い間、美術史の中から忘れられた画家であったのです。アンドリュー・ワイエスは、近現代を代表するアメリカの画家です。アメ リカのフロンティアとは、開拓時代に手つかずの自然と文明化された地の境 界を意味する言葉です。彼は、20 世紀に残る現在のフロンティアを見つめ続け、描き出した画家であると思います。
彼の父親は、水彩画の優れた挿絵画家でしたが、早すぎたその父の死をきっかけに、ワイエスは水彩画家から、テンペラ画家へと転身しました。
細筆のひと塗りひと塗りの重ね合わせで描くテンペラ画は、時間のかかる技法でしたが、筆あとを残しながら描くこの画法は、独特のタッチを持つ細密画に打ってつけでした。自身では写実主義を否定していましたが、完成した作品は、深い情緒を宿した、懐かしささえ感じられる現代のアメリカンフロンティアを描いた写実作品そのものでした。
私は、実に多くの優れた画家たちに、作品とその生涯を通して、技法のみならず、多くの様々なことを学ぶことができた幸せな人間であると、ただただ感謝するのみです。
公務員時代は、兼業が法的に禁止されておりますので、日曜、祝日が唯一の絵の修練の機会でした。
公務員を卒業して、自由に絵が描ける今の毎日は、本当にありがたいの一言です。私は、毎日感謝しつつ、絵を描かせていただいております。
今後も是非、皆様から愛される、私にとっての純粋で美しい絵を一枚でも多く描かせていただき、一人でも多くの皆様に喜んでいただけますよう努力してまいりたいと存じます。
GALLERY AND LINKS 81 ギャラリーアンドリンクス エイティーワン では、現代美術の絵画や立体作品、インスタレーションなどの展示をメインとして貸画廊、企画画廊として開廊しました。
今後も広く現代作家の紹介に努めるとともに若手作家から著名な作家まで、個展グループ展での参加者を募集しております。
インスタレーションや立体作品を展示する場合は、展示台も貸し出しております。
開催内容、出展についてのお問い合わせはこちらから。
For further info on exhibition display and content, please refer to this link.
GALLERY AND LINKS 81
代表:渡部 清子