GROUP EXHIBITION
EXHIBITION DETAIL
開催期間:2021/5/10(Mon)〜5/15(Sat) 12:30-20:00*
*5/15(Sat) 12:30-17:00まで
Creatures 2021
動物と人間、そして芸術は古代から深い関係性を持っており古くは、2万年前に描かれたラスコー洞窟の壁画まで遡り洞窟の中には600頭ともいわれる動物たちが描かれています。人には成し得ないことを可能にする動物の力、そしてその生命力は何千年も前から芸術を含む様々なかたちで讃えられてきました。
古くは狩猟に対する祈りの象徴として、宗教や神話における非現実的な超越的な存在として、時代を経るとペットという愛玩の対象として、現代に至るまで動物画は様々なアプローチで描かれてきました。近代的な動物画への胎動期には、象徴的・宗教的な意味合いにとらわれず、繊細な写実の中に親しみやすさが表現されるようになり、また若冲のような執拗なまでにリアリティを追い求め、デフォルメされた表現も出現し、現在でも観賞者に新しい世界観を提示しています。
動物画は2000年以上の歴史を持ち、画法が確立されてきた一方、今なお人の身近な存在として、人にとっての癒しであり、人にはない生命力を持つ存在であり、時代を写すモチーフとして、絵画のみならず立体芸術やビデオ、写真など様々な表現手法で発信されています。
本展覧会では、動物との体験や思想、思考、主張をアートというフィルターとともに発信していく現代アーティスト10名を選出し、それぞれの作家が魅せる動物とその世界を表現します。
Animals, people, and art have been closely related since ancient times: the Lascaux cave paintings, drawn over 20,000 years ago, encompass murals depicting over 600 animals on its walls. Animals have the power to accomplish tasks that people cannot; this life force is what has been included in centuries of human painting.
Animal paintings have adopted many approaches over the years. Animals began as a symbol for hunting, and has expanded through their surreal and transcendental existence in religion and mythology to include their affectation as pets. In its transition to contemporary times, animal painting has developed to reflect a delicate realism removed from ties to religious or symbolic meanings. While amiability is depicted within this steadfast documentation, a persistence recalling Ito Jakuchu is pursued to deliver a deformed expression providing viewers with the vision of a new world.
In this exhibition, we have sampled the experience, example, and theme of animals to select 10 contemporary artists, who have each explored the world of the animal in their fascinating work.
展示風景
作品紹介動画
Soracala. 2:50-3:56
北奥 美帆 3:57-5:04
馬場 仁美 5:05-6:12
かしの さおり 6:13-7:56
みやこ 7:57-10:02
石和 ヒロミ 10:03-11:58
やない ふみえ 11:59-14:21
益子 結衣 14:22-15:19
加藤 聖乃 15:20-16:06
内藤 清加 16:07-17:28
ARTIST PROFILE
Soraclara
石和 ヒロミ Hiromi Isawa
2019年 公募展「TATUYA ART COMPETITION」GALLERY龍屋 1位受賞
2020年 企画展「Art zoo & aquarium」 Atelier cypris
_ 企画展「Artrooming MARKET] つくしチーム
_ 公募展「beyond」ART COCKTAIL 入賞
_ 公募展「ZEROTEN2020 」GALLERY龍屋 入賞
_ 公募展 [いきもの屋の世界展] つくしチーム 入賞
_ グループ展「深淵に挑むシビュラたち」
2021年 初個展「ひかりの彩」ART COCKTAIL 開催予定
常識にとらわれない様々な素材のマチエール(トイレットペーパーなど)を大胆に下地に使い、いきものの力強さ、美しさを描く。
また、近年はオイルとアクリル絵の具を混ぜ合わせて出来る偶然の作り出す模様の美しさに魅せられ、その中から“いきもの”を見つけ描きだす作品を多数制作。
Egg carving -Iight-
馬場 仁美 (Hitomi Baba)
名古屋在住
World Egg Artist Association member2016年より卵殻に彫刻をするエッグカービングを独学で制作開始
自然物に”足す”のではなく、”引く”ことで生まれるモノを追求出展歴2016.03 Egg Carving -light- 個展 Bar&Gallery佛蘭堂/愛知
_ つくし賞 セントラルギャラリー/愛知
_ 10月 Egg Carving -light- nature 個展 Bar&Gallery佛蘭堂/愛知
_ 12月 クリエイターズマーケットvol.35 ポートメッセ名古屋/愛知
2017年 3月 Egg Carving -light- 「和-WA-」個展 Bar&Gallery佛蘭堂/愛知
2018年 10月 第9回全国エッグアート展 ウインク愛知/愛知
2019年 6月 大細密展2019 The Artcomplex Center of Tokyo/東京
2020年 1月 intersection8 #1010/愛知
_ 8月 Luxembourg Art Prize 2020 参加
これらを本来の色や形、質感といったそれぞれの表情や個性を生かせられるよう技法は主に彫刻。命の始まりが具現化したもの、卵
命の始まりは命を宿したものすべてに共通している命に刻み込んだモノから見えるモノ、光や灯りが重なった先に何があるのか。
その枝葉の先をエッグカービングを通してご覧いただけたら幸いです。
加藤 聖乃 Kiyono KATO
_ 第73回二紀展 入選 国立新美術館
_ グループ展「みちのく現場考展ー東北描キ巡リー芸術想イ廻リー」小津ギャラリー
2020年 グループ展「みちのく現場考展ー東北描キ巡リー芸術想イ廻リー」東京九段耀画廊
_ グループ展 KENZAN2020
_ 第20回福知山市佐藤太清美術展 入選
おかしさ、可愛らしさ、ユーモア、こういったものを目にした時にクスリと笑えることは人の大切な感情だと考えています。それは自分の中に「慈しむ」という優しさがあるからかもしれません。
こうした想いを備えた自分が笑えることは「生きる実感」を感じている証だとも言えると思います。私はこの思いを絵画を媒体に伝えてたいと制作に取り組んでいます。
北奥 美帆 Miho Kitaoku
2017年 高岡クラフトコンペ グランプリ受賞
2018年 ”とらまめ”として木工・家具系の作家活動を始め、2021年から一本に。
2017年 「UMU-Q~九州産業大学芸術学部優秀作品展~」(福岡 九州産業大学芸術学部アートギャラリー)(東京 ターナーギャラリー)
_ 個展「潜むモノたち」(東京 日本橋三越本館6F美術 +ART art goods store)
_ 個展「内藤清加 作品展 ~花鳥風月~」(東京 新宿伊勢丹本館5階=アート&フレーム)
2018年 個展「内藤 清加作品展」(埼玉 伊勢丹浦和店 7Fアートステーション)
_ 「九州産業大学芸術学部・大学院芸術研究科 卒業・修了制作展」(福岡 九州産業大学美術館・福岡アジア美術館)
_ 個展「内藤清加作品展」(神奈川 伊勢丹相模原店 5F グラフィックステーション)
_ 個展 「 Eden」(東京 伊勢丹新宿店本館5階=アート&フレーム)
_ 「作品展(巡回)」 (仙台 仙台藤崎大町館 5Fアートステーション)(福島 うすい百貨店 8Fアートステーション)(青森 川徳百貨店 5Fアートステーション)
_ 「三菱商事アート・ゲート・プログラム第41回チャリティー・オークション」(東京 三菱商事ビル1階 CSRステーション「MC FOREST」)
_ 「富士を愛で干支と楽しむアート展」 (東京 新宿伊勢丹本館 5F=アート&フレーム)
2019年 「内藤 清加 作品展」(栃木 東武宇都宮店5Fアートステーション)
_ 個展「mini a scape」(東京 伊勢丹新宿店本館 6F アート&フレーム)
_ 「きんとと展」(東京 伊勢丹新宿店本館 6F アート&フレーム)
_ 「ウムQ2019-九産大芸術学部作品展ー」(東京 上野の森美術館別館ギャラリー)
_ 「2019年秋の三越美術特選会 杜の都のアートフェア」(仙台) 仙台三越 本館7階 美術 )
_ 「内藤 清加 作品展」(埼玉 川越丸広 別館 2F 丸善文具内グラフィックステーション)
_ 「内藤 清加 作品展」(大阪 大阪髙島屋 7Fインテリアアートギャラリー)
_ 「縁起物彼是展」(東京 伊勢丹新宿店本館 6F アート&フレーム)
2020年 「ACTアート大賞展2020」(東京 The Artcomplex Center of Tokyo)
_ 「内藤 清加作品展」(青森さくら野百貨店弘前店3F グラフィックステーション) (福島 うすい百貨店 8Fアートステーション)
_ 「内藤 清加特集」(東京 新宿伊勢丹アート&フレーム)
_ 「ART POINT Selection III」(東京 GALLERY ART POINT)
_ 「きんとと展 2020」(東京 新宿伊勢丹アート&フレーム)
_ 「KIZUNA 2020-アートの力美術館支援プロジェクト-」(東京 GALLERY ART POINT)
_ 「内藤 清加 作品展-明来る日-」 (東京 新宿伊勢丹アート&フレーム)
_ 「第37回FUKUIサムホール美術展」(福井 金津創作の森美術館アートコア ミュージアム-2)
_ 「縁起物彼是展 2020」(東京 新宿伊勢丹アート&フレーム)
2021年 「花を愛でる花アート展」(東京 新宿伊勢丹アート&フレーム)
2014年 九州産業大学卒業制作日本画コース優秀賞・作品買い上げ
2015年 第49回 福岡市美術展日本画部門市長賞
_ 第15回 福知山市佐藤太清賞公募美術展入選
_ 三菱商事アート・ゲート・プログラム第30回チャリティー・オークション入選・ 作品買い上げ
2016年 三菱商事アート・ゲート・プログラム第33回チャリティー・オークション入選・ 作品買い上げ
2018年 九州産業大学大学院修了制作 作品買い上げ
_ 三菱商事アート・ゲート・プログラム第41回チャリティー・オークション入選・ 作品買い上げ
2020年 第37回FUKUIサムホール美術展 入選
2018年 アートコレクターズ3月号 完売作家特集掲載
みやこ MIYAKO
猫好き画家。2005年 尾道大学油画コース卒業
2017年 ペン画での作品制作を開始
2017年 文房堂&Winser&Newton共催アートコンペ『ねこ展』 大賞受賞
2019年 つくし荘「作家選抜展」参加
2019年 二人展「優しい時間と猫の国」(文房堂ギャラリーカフェ)開催
2020年 GALLERY龍屋主催「TATSUYA ART COMPETITION 2020」 2位入賞
2021年 GALLERY龍屋主催「TATSUKON CORECTION 2021」参加他、グループ展多数参加
生命は自然へと還り、循環する。
私は、命の輝きとその終わりを、美しいその在り方を表現したい。
生命はより生々しく生き生きと、その終わりは静かに粛々と。死があるから生がある。影があるから光が際立つ。
私が動物を描くのは、生命の強さと輝きを表現したいから。
そしてその中にある、抗いようのない死に共感して欲しいから。命は還り、廻るのだ。
やない ふみえ Fumie YANAI
童画家
手法はコラージュ、さらにコラージュに透明水彩や色鉛筆で着彩
I paint a picture with watercolor and colored pencils on paper collage.
個展・グループ展を中心に活動。
児童書・書籍・教材・パンフレット・新聞などの挿絵もてがけている。
代表作:『百川小学校ミステリー新聞』シリーズ 作・谷本雄治 /発行:あかね書房
『気象災害への知恵』著者:伊藤佳子・鈴木純子/発行:求龍堂
福島県出身
栃木県在住
2007年 ワンダーシード2007 入選
2008年 初個展 /ギャラリー・フォレスト(銀座)
2011年 美術館は動物園展-美術に表現された動物たち /小杉放菴記念日光美術館(日光)
2012年 現代童画展 入選
2014年 やない ふみえ展 -毎日、図画工作。- /五浪美術記念館 (会津)
2015年 やない ふみえ個展 /八木橋5階 アートサロン (熊谷)
2016年 やない ふみえ個展 /ギャラリー檜(京橋)
_ 真冬の動物園 /ギャラリー art Truth (横浜)
_ NAU展2016 /国立新美術館
_ DISCOVER THE ONE JAPANESE ART /Menier Gallery (London)
2017年 やない ふみえ個展 /ギャラリー檜(京橋)
_ Fantasia 2017 /GALLERY ART POINT(銀座)
_ 児童文芸 描き下ろし童話展 /アートギャラリー道玄坂 (渋谷)
_ 2017 e・F展 /ギャラリー檜(京橋)
2018年 やない ふみえ個展 /GALLERY ART POINT(銀座)
_ スチームパンク展 /ドラードギャラリー (早稲田)
_ 第4回キリフリ谷の藝術祭 /(日光)
2019年 猫の手を借りた絵画展 /企画:アートカフェ
_ (八重洲ブックセンター・京阪守口店・札幌三越)
_ 第10回小さな絵の大博覧会 /ドラードギャラリー 人気投票3位賞
_ 第5回キリフリ谷の藝術祭 /(日光)
_ 児童文芸 描き下ろし童話展 /アートギャラリー道玄坂 (渋谷)
_ やない ふみえ個展 /ドラードギャラリー (早稲田)
_ やない ふみえ個展 /gallery元町 (横浜)
2020年 やない ふみえ個展 /ギャラリー檜(京橋)
_ LIFE FROM-命の力- /GALLERY ART POINT(銀座)
_ 私のちいさなたからもの展 /美の起原(銀座)
他、個展・グループ展多数
<問い合わせ>
E-mali : artlinks★artpoint.jp又は、お問い合わせフォームからお問い合わせください。
「★を@に変えて送信してください」
For further info on exhibition display and content, please refer to this link
GALLERY ART POINT ギャラリーアートポイント では、現代美術の絵画や立体作品、インスタレーションなどの展示をメインとして貸画廊、企画画廊として1969年に開廊しました。
今後も広く現代作家の紹介に努めるとともに若手作家から著名な作家まで、個展グループ展での参加者を募集しております。
インスタレーションや立体作品を展示する場合は、展示台も貸し出しております。
開催内容、出展についてのお問い合わせはこちらからお願い致します。
担当:渡部 清子